「調剤薬局を辞めたい」と薬剤師が思うとき

調剤薬局を辞めたいと薬剤師が思うときとは、きっと仕事や労働環境に対して何か不満があるときですよね。

多くの薬剤師は、どのような不満から辞めたいと思ってしまうのでしょうか?

また、辞めたいと思ったときに気をつけないといけないことはどのようなことなのでしょうか?

もし、あなたが現在勤めている調剤薬局を辞めたいと思ったら、辞めたいという感情に流れてしまう前にしっかりと考えなければいけないことを紹介しますね。

調剤薬局を辞めたいと薬剤師が感じるときは?

調剤薬局を辞めたい薬剤師は、何に不満があるのでしょうか?

私たち薬剤師が辞めたいと思ってしまう不満には、「休暇が取れない」「忙しい」「給料に不満」「やりがいがない」「職場の人間関係」などがあります。

どんな職種でも、仕事をしていれば辞めたい、逃げ出したいと思うことは、あると思います。多くの一般企業では、急激な経済の変化に対応するためコスト削減、リストラ、など厳しい状況となっていますね。

今まで、安定だと思われていた大手企業でも厳しい経営状況に直面し、吸収合併、経営統合など、会社の存続が危ぶまれている状態です。辞めたいと思っても、歯を食いしばって会社にしがみついている人もいます。

そんな中、私たち薬剤師は、医療の専門職であり、常に求人があり、転職も可能、比較的安定した恵まれた状況であると思われます。

だからこそ、辞めたいと思ったとき、転職先がすぐに見つかるからといって、現状から逃げ出すことを考えるのではなく、自分がどうありたいかをしっかりと考えることが必要となってきます。

薬学教育が6年制になり、調剤薬局は地域医療を担う存在となることを期待され、私たち薬剤師の活躍の場は、在宅、地域社会へと着実に広がっています。

あなたは将来、どのような働き方をしたいと考えていますか?

現在の嫌なことから逃げたいだけで、辞めたいと思ってしまうのは正直危険な考えです。辞めたいと思ったときには、現在あなたの目の前の不満は本当に辞めるに値することなのかよく考えて下さいね。

調剤薬局を辞めたい薬剤師の不満、「Yさんの場合」~休暇が取りにくい~

調剤薬局を辞めたい薬剤師の不満の1つに休暇が取りにくいということがあります。

特に地方の小規模薬局では十分な数の薬剤師が確保できていないため、休暇を取りたいと思っても他店舗からのヘルプの薬剤師でフォローできない場合があります。

また、門前医療機関と密に連携を取らなければいけない調剤薬局は、門前の医療機関の開院状況に合わせて開局しなければいけないので、有給休暇制度はあっても、事実上長期休暇が取れないこともあります。

個人クリニック門前調剤薬局勤務、男性薬剤師Yさんの場合

Yさんは、地方で3店舗展開している小規模調剤薬局に薬局長として勤務しています。

40代男性Yさんは、10年ほど大手調剤薬局チェーンで働き薬剤師としてのスキルを身につけて、3年前に高い年収を提示してくれる現在の調剤薬局に転職しました。

転職して3年ですが、Yさんには、辞めたいと思う不満があります。

Yさんの調剤薬局は個人クリニックの門前で1日の平均処方箋枚数は60枚、勤務薬剤師はYさんと30代女性薬剤師1人、あとは、事務員が2人です。

のんびりとした調剤薬局で、残業はほとんどありません。処方箋枚数60枚というと、薬剤師2人で充分な仕事量です。

個人クリニックの開院時間は、午前診療9時~13時まで、午後診療16時~20時までです。クリニックが昼休みとなる時間帯も調剤薬局は開いており、昼休憩を取りながら患者さんに対応するという状況です。

早出と遅出などシフトを組んで勤務時間を2人の薬剤師で対応しています。薬剤師1人で対応する時間帯もあります。

30代女性薬剤師は子育て世代で、子どもの学校行事や病気などで休みを取ることもあり、女性薬剤師の休みを優先してシフトを組むことが多くYさんの取れていない休みは溜まっていくばかりです。

有給休暇などは、全く取れず毎月の休暇もきちんと取れず翌月に持ちこされ徐々に取れていない休暇日数が溜まってきてしまいます。

仕事量的には、充分対応できるのですが、9時から20時まで調剤薬局に薬剤師が必ず在籍していないといけない状況を2人という少人数の薬剤師で対応しなければいけないので、最低限の休暇も取れていない状況です。

もちろん旅行など個人的な長期休暇は取れません。処方箋枚数40枚に薬剤師1人という基準はクリアしているので、経営者にも薬剤師の人数を増やして欲しいとは言えない状況です。

年収や残業がない仕事環境には満足していますが、土曜日も仕事のことが多いYさんは、子どもの運動会や学校行事に参加できない、家族と旅行にもいけない今の状況には不満を感じ、辞めたいと思うようになりました。

薬剤師人数を増やしてもらえる可能性がないという状況で、労働環境の改善は不可能と感じてしまうと辞めたいという気持ちが出てきてしまうのもわかる気がします。

不満があるが、現状を解決する手段がなく、自分ではどうしようもないという場合、転職を考えてしまいますね。

調剤薬局を辞めたいと薬剤師が思ったときにとる行動

調剤薬局を辞めたいと薬剤師が思った場合、現在、私たち薬剤師には転職しやすいという大きな武器があります。

薬剤師としてのスキルを武器に転職をすることで「給料に不満」「休暇が取れない」「やりがいがない」などの不満を改善することができますね。

希望の仕事・働き方を実現するためには、環境を変えることも選択肢の1つです。

しかし、現在の調剤薬局を辞めて転職をしたからと言って、Yさんのように必ずしも理想の職場に転職できるとは限りません。

Yさんは、薬剤師としての勤務経験を武器に給料アップの転職をしましたが、休暇が取れないという新たな不満に悩まされていますよね。

あなたが、今感じている不満を解消することばかりを気にして転職先を探してしまうと、転職後に異なる不満が発生する可能性があります。

人生の転機となる転職を失敗に終わらせたくはないとみんな思っています。しかし、自分の思い込みと勢いで転職をしてしまい転職先で新たな不満に悩まされている薬剤師が多くいます。

そんな不幸を回避するためにも、転職サイトに登録し、転職先を探すことをおすすめします。

転職サイトに登録するとコンサルタントがあなたの転職をサポートしてくれます。現状に不満がある場合、現在の不満にばかり気をとられ視野が狭くなっていることが多いのです。

経験豊富なコンサルタントに相談することで、現在の不満を解消し、これから発生するかもしれないリスクにも目を向けながら転職先を見つけることができます。

登録は無料なので、是非転職サイトに登録してみて下さい。

このページの先頭へ