調剤薬局で薬剤師の知識不足が問題視されている!?

調剤薬局で薬剤師の知識として求められていることは何でしょうか?

これから、医療技術の高度化に伴い、日常診療でも治療法は多岐にわたるようになってくることが予想されます。

知識のない薬剤師には、医師の処方意図が理解できないことが増えていくかもしれません。今まで以上に調剤薬局の薬剤師には、幅広い分野で、高度な知識が必要とされてくるでしょう。

調剤薬局 薬剤師の知識に応じた実力主義時代がやってくる

調剤薬局で薬剤師は、知識をどのように身につけていくのでしょうか?

日進月歩で進化する医療に対応するには、私たち薬剤師には日頃の勉強が欠かせません。

しかし、現実では薬剤師の持つ知識は、個々の取り組みによって大きな差があります。

勉強会や講習会にきちんと参加して自宅でも一生懸命に勉強している薬剤師、毎日の業務を行うだけで満足して全く勉強していない薬剤師と様々なレベルの薬剤師が存在しています。

日本では、勉強をしていない薬剤師でも、薬剤師として働くことができてしまう状態なのです。

一方米国では、薬剤師免許は更新制で、規定時間の教育を受けないと免許の更新を行うことができません。

パートであっても正社員であっても、決められた時間数の講習を受け、勉強していかなければ薬剤師として仕事を続けていくことはできません。

免許の更新のための勉強時間は、薬剤師が確保すべき最低限のものです。多くの米国薬剤師は、それ以上に自分で時間を作り勉強し知識を身につけています。

それに比べると、日本の薬剤師は、知識がなく、学ぼうという意識が低い薬剤師が多く存在しているのかもしれません。

日本でも、平成18年から薬学部の6年制への移行となり、薬剤師教育にも力が入るようになりました。

薬学部が6年制になったのは、それだけ薬剤師が社会に必要とされていて、より高いレベルでの知識や能力が私たち薬剤師に求められているということですね。

薬剤師免許があれば、ブランクがあって、知識がなくても、いつでも働けるという時代は終わりが来ているのかもしれません。

調剤薬局 薬剤師の知識が患者さんの役に立てたとき

調剤薬局 薬剤師の知識は、患者さんにきちんと提供され、患者さんの健康に役立つことで初めてその意味を成します。

ある調剤薬局でこんな例がありました。

半年ほど前から、グリチロンを服用中の患者さんにいつものように薬を渡しながら病状を確認していると、患者さんから「今、薬局の血圧計で血圧を測ってみたら収縮期血圧が150mmHgもあった」と言われました。

今まで、この患者さんには高血圧の既往歴はありません。

偽アルドステロン症の可能性があると感じた薬剤師は、さらに患者さんから話を聞きました。浮腫や体重増加がみられているかどうかを尋ねると

「少し前から、指輪がはまりにくくなってきた」「体重も増えている」という答えが返ってきました。

そこで薬剤師は、医師に疑義照会を行い患者さんの血圧値や浮腫についての情報提供を行いました。その結果、浮腫や血圧上昇という症状がグリチロンによる副作用と判断されグリチロンは服用中止となりました。

このように、ちょっとした患者さんからの情報にきちんと薬学的知識を持って対応することが出来れば、副作用を発見することに繋がり、患者さんの健康を守ることができますね。

もし、ここで血圧が高いという患者さんからの話を「一時的なものかもしれないので、様子をみて高い血圧が続くようなら医師に血圧の薬を出してもらいましょうね」などと対応していれば、このグリチロンの副作用に気付くことはできなかったかもしれません。

グリチロンの副作用として偽アルドステロン症という知識を持っていても、その初期症状をわかりやすく患者さんに説明できて、患者さんからの情報に真剣に向き合わなければ副作用を発見することは難しいです。

このように知識を患者さんの健康に繋げることができることが薬剤師の必要とされる職能だと言えますね。

調剤薬局の薬剤師 知識は充分ですか?

調剤薬局で薬剤師の知識は、多くの患者さんのために役立っているでしょうか?

まだまだ、私たち薬剤師は知識や臨床経験が不足しており、社会が期待する仕事ができていないということが多く指摘されています。

あなたは、薬剤師として本当に患者のためになる仕事ができていますか?

漫然と調剤だけをやっているようでは、そのうち薬剤師資格の意味がなくなるのではという声が出てきていますね。私たち薬剤師はもっと知識を深める勉強が必要だと考えられています。

日々の業務に追われていることを言い訳に日々の勉強を怠り、薬剤師としての知識を身につけていく努力をしていない状態が続いていると、患者さんからの質問やわからないことを誤魔化しながら仕事をする癖がついてしまいます。

そのまま数十年と知識がない薬剤師として騙し騙し仕事を続けていくと、20代の頃はそれで何とか仕事ができていたとしても、30代40代と年齢を重ねていくにつれて仕事を続けていくことを辛く感じるようになってきますよ。

医薬品に関する十分な知識がなく、技能も未熟な状態では、若い薬剤師を指導することもできません。そうなるとあなたのいる調剤薬局自体がレベルの低い調剤薬局となってしまいます。

とは言うものの、日常業務を終えてから、自分で知識や技術を高める努力をすることはとても大変なことですよね。

もし、あなたが今いる調剤薬局をレベルの低い調剤薬局と感じる場合、あなたを成長させてくれる調剤薬局へ転職を考えてみるのもいいかもしれません。

調剤薬局によっては、自己学習用の教材を配布してくれたり、e-ラーニングが受講できるようになっているところもあります。

子育て世代には、平日夜の研修や勉強会への参加は難しく、勉強の機会を作れないということも多いと思います。

調剤薬局の中には、パートも参加できるよう土日に研修を開催してくれたり子連れOKの勉強会を開催してくれているところもありますよ。

そのように、薬剤師として知識を深めることへ協力的な調剤薬局なら、勉強をしたいという希望が叶うかもしれません。あなたの人生にとって大きな変化となる転職なので、失敗はしたくないですよね。

そんな人には転職サイトへの登録をおすすめします。転職サイトに登録すると、コンサルタントが薬剤師として勉強したいという希望や理想を聞いてくれ、その条件に合う求人を探してくれます。

薬剤師としての知識を深め、スキルアップのために転職をしたのに、期待した教育・研修制度の整っていない転職先だったということにならないようにしたいですよね。

1人で色々と情報を集めるより、コンサルタントに相談する方が多くの情報が手に入りますよ。

このようなスキルアップのための転職を成功させる人が増えていくことで、社会から求められる薬剤師が多くなっていくことを期待します。

このページの先頭へ