調剤薬局の薬剤師は勤務時間で働きやすさが左右される!?

調剤薬局の薬剤師 勤務時間はどのようになっているのでしょうか?

調剤薬局の勤務時間は対応している医療機関に大きく影響を受けるので、様々な勤務時間の調剤薬局があります。もし働くとしたら、どのような勤務時間の調剤薬局がいいのでしょうか?

調剤薬局での仕事は子育て中の薬剤師でも働きやすく、女性に人気の職場です。どんな勤務時間での仕事が、あなたの求めているライフスタイルに合っているか考えてみて下さい。

調剤薬局 薬剤師の勤務時間は門前の医療機関で決まる

調剤薬局 薬剤師の勤務時間は、門前の医療機関によって違います。大学病院や総合病院の門前なら土日休みの平日9:00~18:00というところが多いですね。

個人クリニックの門前ならそのクリニックの営業時間後1時間くらいは調剤薬局も営業していることが多いです。

大学病院や総合病院などで、救急対応している所では病院との連携で24時間対応しているところもあります。

個人クリニックの門前なら午前診療が9:00~12:00午後診療が15:00~20:00など長い昼休みをとっているところもあります。

要するに、調剤薬局と言っても、対応する門前の医療機関によって、勤務時間が大きく異なってくるのですね。

限られた薬剤師人数で営業時間を対応していかなければいけないので、あなたにとって働きやすい勤務時間を選ぶことが大切となってきます。

調剤薬局の薬剤師 勤務時間はこんなにも違う

調剤薬局の薬剤師は、勤務時間で働きやすさにはどんな違いがあるのでしょうか?

大学病院や地域の基幹となる総合病院の門前調剤薬局の場合、個人クリニックの門前調剤薬局の場合、この2つについて具体的に考えてみましょう。

門前の医療機関によって、勤務時間にどんな違いがでてくるのでしょうか?

大学病院や総合病院の門前調剤薬局

大学病院や総合病院の外来は、基本的に予約診療を主にしています。そのため、一日の外来診療時間内に診察できる患者さんの人数は限られています。

勤務時間も大幅に遅くなるということはあまりありません。勤務時間は9:00~18:00というところが多いです。

特に外来が多い午前中の忙しい時間帯は、パートの薬剤師さんで人員確保していたり、多めの薬剤師を確保して対応するようにしてあります。

基本的に昼も薬局を閉めることはなく、勤務している薬剤師が交代で1時間お昼休憩をとるようになります。

忙しい時は、1時間休憩を取ることができずお昼ごはんを急いで口に入れて仕事に戻ることもあります。

薬剤師の仕事はチームワークで行う仕事なので、仕事の状況に合わせて働き方を柔軟に適応させていかなければいけません。

労働条件の契約上はお昼休みが1時間だからといっても、忙しい時は臨機応変に協力して仕事をこなしていく柔軟性が必要となります。

特に大学病院や総合病院の門前調剤薬局は、扱う処方せん内容も複雑で、多くの処方箋枚数をこなさないといけないので協調性がありチームプレーが出来る人が向いています。

医療機関からの要請がある場合、夕方~夜間の救急患者の処方箋や土日の処方箋を近隣の複数の調剤薬局が輪番制で引き受けていたりするところもあります。

勤務時間は、各調剤薬局によって異なるので転職の際にはしっかり情報を集めた方がいいと思います。

個人クリニックの門前調剤薬局

薬剤師人数が3~4人という少な目の個人クリニック門前の調剤薬局は、門前クリニックに準じた営業時間を限られた人数の薬剤師でカバーしていかないといけません。

昼休みを12:00~15:00など長めに取っている個人クリニックも多いですよね。このような場合はどのように薬剤師は勤務しているのでしょうか?

クリニック側はこの長い昼休みの間に休憩するのはもちろんですが、往診を行う、学校医の仕事を行う、医師会の集まりに呼ばれる、などの仕事をしていることが多いです。

また、クリニック側としては、午後のクリニック営業時間を15:00~20:00などとすることで、仕事帰りの患者さんに対応できるなどのメリットがあります。

門前の医療機関が昼休みで閉めていても、調剤薬局は開けている場合が多く、薬剤師は交代で昼休憩をとっています。

自宅が調剤薬局の近くの人は一度家に帰って家事をしたりすることができる調剤薬局もあります。

それぞれの調剤薬局により対応は様々で、90分と長めの昼休憩が設定してあるところもあります。早出、遅出とシフトを組むことで、昼休みで間延びした営業時間を限られた人数の薬剤師でカバーしている調剤薬局もあります。

門前の医療機関との関係が密であることが多く、長い昼休みで薬剤師の拘束時間が伸びてしまうということはしかたありません。

インフルエンザが流行する時期など、クリニックが混雑していればもちろん残業となり、最後の1人の患者さんにお薬をお渡しするまで仕事は終わりません。

その他、正規の勤務時間(約8時間)+残業=通常の勤務時間となってしまっている調剤薬局もありますよ。この場合、もらえる給料は高くなりますが、毎日の勤務時間は長くなりますね。

転職を考える前に、各調剤薬局の勤務時間はしっかりチェックしておくことをおすすめします。

面対応調剤薬局

面対応調剤薬局は門前を持っておらず、幅広い医療機関の処方箋を受け入れます。

言わば、大学病院や総合病院ならびに個人クリニックの営業時間に幅広く対応するために、長時間の営業をすることも考えられますし、切りが無いのである程度で切りをつけて、営業時間を区切ることも考えられます。

薬剤師は求められる対象に応じて、サービスを提供していかなければいけません。

門前の医療機関がどのような勤務時間を調剤薬局に求めているのか、また患者さんがどのような調剤薬局を求めているのか、求められている状況に合わせて私たち薬剤師は働いていくことになるのです。

このように調剤薬局によって勤務時間は様々です。私たち薬剤師の希望する勤務時間も様々ですよね。あなたの働きやすい環境を整えてくれている調剤薬局を選ぶようにすることが大切ですね。

調剤薬局の薬剤師 勤務時間はますます厳しくなっていく!?

調剤薬局 薬剤師の勤務時間はドラッグストアや病院などと比べても働きやすい勤務時間になっているとは思いますが、今と同じ状況が続くことは保障できません。

2014年調剤報酬見直しでは、在宅診療に対応した調剤薬局を増やすという観点から、基準調剤薬局に求められることとして、「24時間調剤および在宅業務を提供できる体制整備」が基準調剤加算に明記されました。

現在も薬局のわかりやすいところに緊急連絡先の電話番号を掲示して時間外でも対応ができるようなっている、門前の医療機関の要請で、近隣の薬局と協力して土日、夜間の救急外来での処方箋受付を行っている、など様々な取り組みが行われています。

これからは、このような取り組みがさらに進んでいくことが予想されます。

現在、調剤薬局では、そのような幅広い勤務時間をカバーできるだけの薬剤師数を確保することは難しく、すぐには調剤薬局の営業時間が長期化するわけではないとは思います。

しかし、徐々に社会が調剤薬局に求めていることに対応していく流れになっていくのではないでしょうか。

決められた勤務時間を薬剤師が交代でカバーして働く環境で、経営者は人件費を考えると必要最低限の薬剤師を配置したいと考えますね。

現場は法的に定められている1日処方箋枚数40枚につき薬剤師1人では、対応しきれないことも多くあります。

経営者がどの程度私たち薬剤師の勤務時間を考えて、働きやすい環境を整えていてくれるのかは、正直給料や求人情報ではわからないことが多いです。

転職の際にはもちろん給料も仕事を選ぶ重要なポイントですが、勤務時間も大切なのですね。あまり考えずに転職を決めてしまうと、その後すぐに転職を考えることになるかもしれませんよ。

そんな時は転職サイトに登録してみるといいかもしれません。

コンサルタントの人が仲介役として立ってくれるので、直接は聞きにくい情報もきちんと収集でき、様々な勤務時間の求人情報を比較してあなたに合う調剤薬局を選ぶことができますよ。

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