調剤薬局 薬剤師へブランク後の再就職

調剤薬局の薬剤師へブランクがあり再就職する場合、不安なことがたくさんありますよね。

5年、10年とブランクが長ければ長いほど不安要素が大きくなります。調剤薬局の求人では、未経験者OK、ブランクOKという求人が多くみられますが、実際はどうなのでしょうか?

ブランク後の再就職を成功させるにはどのようなことに気をつけたらいいのか紹介しますね。

調剤薬局の薬剤師へブランクがあり再就職「おすすめの薬局とは?」

調剤薬局の薬剤師へブランクがあり再就職したいと考えている人の多くは、結婚や出産などのきっかけで仕事から離れた主婦層ですね。

まず、そんなブランク後の再就職。薬剤師が働きやすい薬局を企業規模別に考えてみましょう。

規模の大きい大手チェーン調剤薬局

規模の大きい大手チェーン調剤薬局は、中堅~小規模クラスの薬局と比べると時給、給料は低めです。

時給、給料は低めなのですが、ブランク後の再就職でも個別に調剤の基本を教えてもらえる指導システムを持っている薬局もあり、その教育システムがしっかりしている点では、ブランクのある薬剤師にはおすすめです。

また、チェーン薬局の場合、チェーン全体である程度多くの薬剤師を抱えていますので、どこかの店舗で薬剤師が不足した時には、他の店舗から薬剤師をまわしてもらえるということもあります。

子どもが小さいと病気をすることもありますね。また、学校行事でお休みをもらいたいなどの時には、他の薬局からヘルプに来てもらえるとお休みも取りやすくなりますね。

企業規模が大きいので経営状態の安定感や福利厚生の充実なども魅力の1つですね。

総合オススメ度☆☆☆ 給料 ☆  教育システム ☆☆☆  休みの取りやすさ ☆☆☆ 人数 ☆☆☆ 

中堅~小規模クラスの調剤薬局

地方でチェーン展開している中堅~小規模クラスの調剤薬局は、提示される時給、給料が高めのところが多いですね。

仕事内容を覚えていく際には、同じ調剤薬局で働く他の薬剤師の指導の下で、徐々に仕事に慣れていく感じです。

指導してもらう薬剤師が年下の場合もあります。薬局長が30歳前後という調剤薬局も多いですので、様々な薬局業務を教えてもらう場面では、年下の薬剤師にもきちんと教えを乞う態度が必要となってきます。

あなたが、上手く他の薬剤師とコミュニケーションを取って、自ら学んでいこうと努力していければ調剤スキルは身に付きますが、在職している薬剤師の指導力には当たりはずれがあることも事実です。

勉強会にも参加できますし、学びの場は充分にあるので自分で勉強して知識を身につけていける人には問題なく再就職していける環境ですよ。

中堅~小規模のチェーン調剤薬局の場合もある程度薬剤師人数には余裕を持って採用してあるところが多いですが、調剤薬局によっては処方箋枚数に対してギリギリの薬剤師数しか雇用していないところもあるので注意してください。

総合オススメ度☆☆ 給料 ☆☆☆ 教育システム ☆☆ 休みの取りやすさ ☆☆ 人数 ☆☆ 

個人経営の調剤薬局

個人経営の調剤薬局の場合、給料や労働条件は調剤薬局により大きく異なります。

個人経営の調剤薬局の場合では、薬剤師が集まりにくいということもあり、高い給料が提示されることがあります。

破格の高い給料、時給の求人にブランク後の再就職を考えるのはやめておいた方がいいです。

このような求人に求められているのは、一通りの薬局業務をマスターしていて、1人でも薬局を任せられる即戦力=高い薬剤師レベルです。

個人経営の調剤薬局の場合、どのような仕事内容で、どのような薬剤師が求められているのか確認してから、再就職先として考えてくださいね。

また、雇用している薬剤師の人数に余裕がないと、休みを取る際には苦労する場合もありますよ。そのあたりも、確認してから再就職を考えましょう。

総合オススメ度☆ 給料 ☆☆☆~☆☆ 教育システム ☆ 休みの取りやすさ ☆ 人数 ☆ 

調剤薬局 薬剤師がブランク後に再就職するなら、総合病院門前?個人クリニック門前?

調剤薬局 薬剤師がブランク後に再就職するなら、総合病院門前と個人クリニック門前どちらがいいのでしょうか?

総合病院の門前調剤薬局は、多くの薬品数を扱い、処方箋の内容も重たいものが多いです。勉強にはなると思いますが、いきなりブランク後の再就職には向いていません。

患者さんが多く、待ち時間が長くなると、患者さんから「早くしてくれ」「まだできないのか?」など催促があり慣れない薬剤師が手間取っていると他の薬剤師の足を引っ張ってしまうことにもなります。

久しぶりの調剤業務に慣れる前に、ストレスを溜めこんでしまうことになるかもしれません。

まずは、個人クリニックの門前をおすすめします。個人クリニックの門前調剤薬局なら、扱う薬品数も少なく、処方内容も同じような処方が多いので、早く慣れることができますよ。

そして、チェーン展開している調剤薬局なら、最初は個人クリニック門前の調剤薬局に再就職をして、その後勉強のため、大学病院や総合病院の門前調剤薬局に異動させてもらうこともできます。

最初から、無理をして頑張りすぎないのがブランクありの再就職を成功させる秘訣ですよ。

調剤薬局の薬剤師 ブランク後の再就職を待ち受ける壁

調剤薬局の薬剤師がブランク後に再就職をする場合、いくつかの障害があると思います。

子どもが小さい場合、急な病気で仕事を休まなければいけなくなった時、インフルエンザ、おたふくかぜ、水ぼうそうなど、治るまでに時間のかかる病気では、誰か子どもを見てくれる人がいなければ、1週間くらい仕事を休まなくてはいけなくなります。

夫との協力体制や祖父母の助け、ファミリーサポートセンター、病児保育や病後児保育の利用など、対策を考えておかなければ職場に大きな迷惑をかけてしまいます。

ブランクありOK、未経験OKと募集してあった求人でも、頻繁に薬剤師に休まれるのは困ります。

調剤薬局の薬剤師は、患者さんが持ってくる1日の処方箋量を薬局にいる薬剤師全員で協力してこなしていく、チームワークの必要な仕事です。

1人薬剤師が急な休みで減ってしまうとその分他の薬剤師の負担が増えて辛い状況になってしまいます。

事前にわかっている休みなら、シフト調整や他の薬局からの応援で対策が取れますが、突然の「今日休みます」では、ヘルプの対応が出来ないこともあるのです。

ある薬局にブランクありの子育て中の薬剤師さんが見学に来ました。その時の人事担当者と薬局長との間でのやりとりです。

人事担当者がブランクありの薬剤師さんを再就職希望の調剤薬局に連れてきました。薬局長から簡単に薬局の説明を受けて薬局見学は終了しました。

問題なく見学を終えて再就職を希望する薬剤師さんが帰った後、人事担当者が「この薬剤師さんは、どう?」と感想を尋ねると、薬局長は「ブランクありの子育て中は、私の薬局にはいらない」と人事担当者に伝えています。

この薬局長のように、即戦力ではない、急な休みをとる可能性のある人は困る、と働く前からマイナスの印象を持たれてしまうということは避けられません。

しかし、私たち薬剤師の中には、子育てしながら仕事を続けている人はたくさんいます。だから、ブランク後の子育て中薬剤師が働くことができないという職場ではありません。

特に心がけないといけないのは、急な休みなどで迷惑をかけてしまったりする時の職場への配慮と、夫婦間などの協力体制を整えてなるべく迷惑をかけないで働ける環境を自分で用意することですね。

再就職後は、環境の変化が大きく、慣れないことばかりでストレスが溜まりやすいです。再就職先を決める段階で、なるべく多くの情報を集めて、あなたが無理なく働ける求人を探してみて下さい。

パートで働くのか、正社員で働くのか、色々な働き方がありますし、労働環境も調剤薬局によって様々です。

そんな時には転職サイトが便利ですよ。転職サイトに登録するとコンサルタントがあなたの知りたい情報を集めてくれます。

「ブランクがある場合、給料はいくらになるのか?」とか「子どもが病気をした時や学校行事の時に休みを取らせてもらえるのか?」など上手く交渉してくれます。

自分では聞きにくいこともコンサルタントを通してしっかりと情報が集められます。

ブランクありの再就職を成功させるためにも、一度、転職サイトに登録をして、コンサルタントと相談してみるといいと思いますよ。

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